孫崎享 「日米同盟」の正体 講演会のご案内

孫崎享 「日米同盟」の正体 講演会のご案内はままつ政経・文化フォーラムでは、元外務省国際情報局長、イラン大使でもありました、孫崎享氏をお招きして講演会を開催いたします。

開催日時 11月11日(日) 
開場 : 13:00
開演 : 13:30
会場 : 呉竹荘 ( 浜松市中区東伊場 ) 2F 蓬莱の間
参加費 : 1,000円
※ お問い合わせ、お申し込みは、kiyokawa-k@nifty.com まで

8月10日出版以来2ケ月弱で20万部を突破する売れ行きを示すフィーバーぶりで、現在、出版界の社会的事件として話題となっております。
主体性を喪失した日本の姿を赤裸々に語っていただけます。

【要旨】
日米同盟の矛盾はサンフランシスコ講話条約(1951年)の根本方針として明記されている
「米国が望むだけの軍隊を、望む場所に望む期間だけ確保するのが米国の目標だ」に由来する。
この考え方は日米地位協定に引き継がれ、それを根拠に「在日米軍基地では好きなときに好きなことをできる。
それ故オスプレイの配備も単なる機種の変更として済ませようということになる。
沖縄にある海兵隊の基地は米軍の基地として役立つが日本にとっては意味はない。
なぜなら海兵隊が行なう機能は十分に自衛隊が代替できるからである。
この点が日米の関係の構造的な問題でもあり、多くの国民はそれに気付いていない。
「東アジアの安定」や米軍による「抑止力」もつくられた神話である。
軍事力を増す中国を含む近隣諸国に対する警戒の必要性、米軍の存在によって抑止力が生じるとみるのは日本の「思い込み」である。
抑止力を語る時、核に対する抑止力なのか、外国からの攻撃か、一つ一つ分けて議論しなければならない。
尖閣列島領有権問題もしかり。米軍がいることで日本が、守られているというのは幻想で詭弁である。
原発の再稼動問題に対する反対の声が高まっている現状もあり、国民が発言力を持ち始めた。
海兵隊という機能は日本にも東アジアにも要らない。
オスプレイ配備問題を契機に、海兵隊を沖縄から早期に移設させる必要性を日本国民が日米同盟の在り様とともに真剣に考える時期にきている。
講師プロフィール
孫崎享 (まごさき・うける)
1943年生まれ。1966年、東京大学法学部中退、外務省入省。
駐ウスベキタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て、2009年まで防衛大学校教授。
ツィッター・アカウント(@magosaki-ukeru)は3万9000人のフォローワーをもつ。
著書に
『日米同盟の正体―迷走する安全保障』
『不愉快な現実―中国の大国化、米国の戦略 転換』(講談社現代新書)、
『日本の国境問題―尖閣・竹島・北方領土』(ちくま新書)
『戦後史の正体 1945 - 2012』(創元社)など。

主催 はままつ「政経・文化」フォーラム


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